お腹が空いた:桑の実が食べられないカルガモの雛達

普通、鳥の雛達は、巣にいて、親から餌を貰っています。一方、鶏の雛やカモ類の雛は、孵化してまもなく、自分で餌を採ります。これらの親鳥は、雛達に給餌を行うことはありません。カルガモの場合、一度に12羽の雛が生れ、それらの雛達に給餌をすることは、不可能だと思われます。

著者は大雨の日に次のシーンに遭遇しました。大雨で大谷木川が増水。カルガモの雛達は、採餌できる食べ物が少なくなり、お腹が空いています。そばに桑の木があり、ママはお腹一杯、桑の実を食べていますが、雛は桑の実を拾うことはできましたが、摂食できませんでした。雛は、くちばしで実をつついて、小さくしてから食べることはしません。ママは繰り返し、桑の木のそばに来ます。多分、沢山、桑の実が落ちているからでしょう。カルガモの雛は、親と同じものを食べていると言われているが例外があることが確認できました。BGMは自作です。2019年6月10日日撮影。

毛呂川で、今シーズン最後のコガモちゃん達

5月になっても、コガモちゃん達は毛呂川にいました。5月5日朝にはいましたが、6日以降姿が見えなくなりました。

モンカゲロウを捕食しているハクセキレイ

毛呂山町の越辺(おっぺ)川で、水面羽化したモンカゲロウをハクセキレイやセグロセキレイが捕食していました。カゲロウは水面羽化した直後に捕食されます。時には捕食されずに林に逃げ込むカゲロウもいます。カゲロウの中には羽化が正常に行われず、飛べない個体もいます。ブヨも多数飛んでいますが、セキレイ達はブヨは捕食しませんでした。4月15日から25日頃まで観察しました。

モンカゲロウの水面羽化

セキレイがしきりに飛び交っていたので、気をつけてみるとカゲロウを空中で捕まえていました。それでモンカゲロウの羽化に気付きました。でも、羽化する様子はなかなか撮ることは出来ません。川底からカゲロウが出てくるのですが、場所の予測ができません。羽化したカゲロウの大半は、直ぐに、セキレイに食べられてしまいます。

モンカゲロウの水面羽化の鮮明な動画を撮るのは今後の課題です。

アメンボに襲われたモンカゲロウ

日没前、モンカゲロウが水面で羽化していました。羽化して飛び立っても大半がセキレイに捕食されていました。まれなんですが、アメンボに襲われたカゲロウを5日間で2例見ました。襲われたカゲロウは、飛ぶことができませんでした。アメンボは、カゲロウの体液を吸っています。

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