カイツブリの雛が自力で孵化したぞ!

ママが出かけている間に、 カイツブリの雛が自力で孵化しました。最初、殻にひびが入り、割れ目が徐々に広がり、次に殻が割れ、最後には自力で殻をき、殻の外に出てきました。孵化してから、ママの羽の下に自力で潜り込む様子も見ることができます。傍にいる姉と兄の様子が面白いです。2021年8月29日撮影。

追加(2021年11月19日)
この観察から言えることは、カイツブリの雛は卵の殻をつついていないのではないかということです。丸まった体が伸びる時に卵の殻に応力が掛り、殻にひびが入る。
カイツブリはいわゆる肉食であり、雛は親から食べるのに適した餌を貰う。雛は硬い物をつつく力はないのではないか。

動画のタイムスタンプ
0:38 殻に小さなひびが入る。
1:28 殻が割れる。
1:44 殻が開く。
2:45 雛の頭が殻の外に出た。
4:53 殻から完全に体が出た。
6:00 ママの背中に入った。

9月に見た14種の鳥達

9月は、渡り鳥が見られる時期。はじめて見る鳥もありました。見た鳥を挙げます。キセキレイ、クサシギ、カルガモ、コガモ、イカルチドリ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、カワウ、カワセミ、ササゴイ、バン、ノビタキ、モズ。

この時期、コガモのオスは、メスと同じような羽の色をしています。コガモの雌雄の区別は、次のサイトを参考にしました。コガモの雌雄の区別

10月にオナガガモでカモ類のエクリプスを知りました。

オナガガモ飛来

オナガガモのオスを1羽、松貫橋で見ました。スマートなカモ。最初何かなと思いました。種名と性別を判定するまで3日掛りました。

最初、オナガガモのメスかと思いましたが、確信がもてませんでした。Wikipediaに「非繁殖期のオスはメスによく似たエクリプスに変化する」とあったので、再々度調べ直し、youtubeの動画を見て、オナガガモのオスと分かりました。
コガモのことになりますが、飛来初めの頃は、メスばかりと不思議に思っていましたが、エクリプスだったんですね。9月18日にコガモを3羽見ましたが、性別で違いがありそうだと気にかなることがあります。映像がありますので、調べてみます。2021年10月20日

ハエがカメの甲羅の上で求愛

カメが水面から倒木に上がろうとしている時に、ハエ達がカメの甲羅に集(たか)りはじめ、オスがメスを追いかけはじめ、求愛が始まったのでしばらくその様子を撮りました。オス達は求愛をしていましたが、交尾は観察されませんでした。ハエまで10~11m程でも、かろうじてハエの求愛行動が観察できる動画を撮ることができました。ハエの名前は分かりません。2021年10月4日おっぺ川松貫橋。

カイツブリの孵化シーン

産卵 ⇒ 卵に割れ目が入る ⇒ 孵化と一連の孵化シーンをはじめて見ることができました。
8月5、6,7日と1個づつ産卵し、8月27、28、29日と無事に孵化。27日は、朝7:00~8:15頃まで観察。孵化は見られず。夕方17時過ぎに1羽生まれていたのを確認しました。
翌28日7:40頃、卵に割れ目が入り,751頃親鳥が卵膜を破り、殻が開き、雛が孵化した。

カイツブリは卵を産むと直ぐに卵を温め始めます。卵を1日に1個、数日間産みます。それで日に一個ずつ孵化しています。
カルガモやツバメは、卵が溜まってから一斉に卵を温め始めるようです。 カルガモの孵化の現場は見たことがありませんが、 カルガモは皆同じ日に孵化していますね。

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